株式会社CA.FORM.JAPAN

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<キオメント家とは?>
カ・フォルム創業者アドリアーノ・キオメントの家系は、アジアーゴ高原の7つの基礎自治体(comune)のうちもっとも古い町フォーザを発祥とし、代々チーズ作りを生業としてその伝統を受け継いできました。 アドリアーノが祖父の仕事を手伝い始めた当時、彼は18歳。購入したチーズの熟成や管理は、当時たった10㎡の土地で行っていました。商品をお客様へ売り歩く中、こうした商品の背景には、古くからチーズが造られてきた山小屋、牛が新緑を食む牧草地、高原の新鮮で澄んだ水があることに気付き、この土地ならではの貴重なチーズの存在を後世に伝え、探求する使命に目覚めたのです。 時に厳しい壁にぶちあたりながらもアドリアーノは努力を続け、事業を徐々に拡大していきました。常に彼の胸にあったチーズへの情熱と強い意志が成功へのカギとなったのです。その想いは現在、会社を受け継いだ彼の息子たちにも引き継がれています。
<イタリアで最も歴史ある乳製品工場の参入>
1887年7月、ヴェネツィアより北西部に位置するグラッパ山の麓に、ペデモンターナ・デル・グラッパ協同組合が乳製品の工場を設立しました。当時の最新機器を揃えた工場で製造したバター、脂肪分の高いチーズ、モルラッコ、ホエーやリコッタを小売業者や個人へと国内配送をしていた他、ロンドン、パリ、コンスタンティノープル、サロニカ、カイロ、アレキサンドリアなどの主要都市にも輸出していました。 2012年アドリアーノ・キオメントとの出会いにより、ラッテリーエ・ヴェネテが培ってきた製造技術や職人技とカ・フォルムの販売力が融合し、乳製品販売分野をリードする会社が誕生したのです。
<おいしく安全に食べてもらうために>
食の安全性と責任を保障するため、カ・フォルム本社では独占契約農家から原料を仕入れ、チーズ製造、パッケージング、そしてお客様へ届くまでのトレーサビリティを徹底しています。また、パッケージにプラスチックを極力使わないなど、サステナビリティにも取り組んでいます。 販売先のマーケットや家族形態の変化に合わせたサイズの加工、アレルギー対応製品など、伝統的技術とテクノロジーを組み合わせ、その時々のニーズに合った商品を常に研究開発しています。
<CA FORM名前の由来>
創業者の頭文字Chiomento AdrianoのCA、Formはイタリア語でチーズを表すFormaggioからきています。直訳すればキオメント・アドリアーノ・チーズ社なのですが、CA’はヴェネト地方でCASA(家)の省略形として使われるため、「チーズの家」という意味にもなります。
<「本物」の味を日本へ>
2013年日本法人設立。社員わずか2名からスタートしました。星付きレストランでシェフを務めていた社長の経験や、そこから培った「本当に良い食材」を見極める眼識、食に対する情熱が日本市場でも受け入れられ、都内を中心にわずか数年で取引が全国へと拡大しました。 2020年9月には事業拡大のため、新体制となる事務所・自社倉庫を備えた新社屋へ移転。業務用に限らず、様々なお客様のニーズに応えられるよう、更なるサービスの品質向上を目指しています。