2021年、イタリアは国家統一160周年を迎えました。
今日イタリアの首都といえば、いうまでもなくローマ。しかし、共和国の前身である「イタリア王国」が誕生した1861年から最初の4年間、首都は北部の都市トリノでした。
日本では2006年トリノ冬季五輪で、街の名前はさらに知られるようになりました。サッカーファンは、強豪ユベントスの本拠地として記憶していることでしょう。
トリノの名所を紹介した本やウェブサイトは数々ありますので、今回は再生未来をキーワードに、街ゆかりの「自動車」を交えながら、とっておきのトリノ・ガイドをお届けしましょう。

 

17世紀築のセレクトショップ

国家統一後初のイタリア国王となったのは、トリノを治めていたサヴォイア家の当主ヴィットリオ・エマヌエーレ2世でした。
トリノと同家の歴史は16世紀後半、サヴォイア公国の首都がフランスのシャンベリーから遷都されたことに遡ります。サヴォイア家は、王宮や広場を含む華麗な建築を市内に次々と実現しました。
旧市街で建物の1階にみられる、柱で支えられた屋根付き回廊「ポルティコ」もそのひとつです。貴族たちが雨や雪を避けて歩けるように整備されたものでした。

“トリノの応接間”とも称されるサン・カルロ広場。周囲には、この地の貴族や政治家に愛されてきた優雅なカフェが並びます。

 

王宮からほど近いサン・カルロ広場にも、ポルティコを備えた当時の館が立ち並びます。
トリノを代表するその広場における、トレンディな話題といえば『San Carlo dal 1973』。17世紀後半に建設された旧ヴィッラ侯爵邸を、2年前見事にレストアしたセレクトショップです。
オーナーのジョルジーナ・シヴィエロは、アルマーニ、シャネル、グッチ、プラダなどビッグブランドとともに数々のショップを成功させてきた、トリノ・ファッション界におけるセレブリティです。
ある意味成功者である彼女が、あえて「新しい才能やトレンドを発掘し、同時に時を経ても持続するスタイルを提案する」というコンセプトに基づいて始めたのが、『San Carlo dal 1973』というわけです。
その舞台に選んだのが旧侯爵邸でした。

 

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